『蠍子』の撮影で腰痛悪化!


水野美紀とサムちんは、おととい(14日)、引き続き『蠍子』の撮影を行った。サムちんはこの映画の現場で腰に怪我を負い、X線で検査したところ、頚椎が曲がってしまったのだが、重症ではなかったという。サムちんは負傷後も懸命に撮影を続けた。

ジョー・マ監督の『蠍子』は、何度の高いアクションシーンが大変多く、一人一人の役者に目いっぱいのアクションが与えられている。先日も、サムはワイヤーアクションで後方宙返りを行った際に腰を負傷してしまったのだという。その後、コルセットをして撮影に向かった。彼は、「X線を見たドクターに、頚椎から骨盤までが、まるでS字の形に曲がっているといわれた。いまはみぞおちが一番痛くて、息をするのも痛い。ドクターからは、大きな動きをしてはだめで、靴紐を縛るにも注意しないと、長引くといわれた。実は、『狗咬狗』の撮影時にも同じようなアクシデントがあったんだけど、そのままにしていたから、今回のは古傷がたたったのかも」と語った。

14日の夜は、水野がサムを殺す場面を演じるため、2人でアクションシーンを撮影。そのとき、水野が落とした刀が背中に当たり、サムは激痛のため動けなくなってしまった。水野にサムの撮影について聞いたところ、彼女は「私はそのシーンを見ていたけれど、そんな傷を負っていたとは気がつかなかった! あの演技は本当だったのね!」もともと水野と日本通のサムはすぐに意気投合し、先日も一緒に火鍋を食べにいったのだそう。水野は「私は今日、すぐに日本に帰ってしまうのだけど、ぜんぜん遊ぶ時間がなかった! 今度は、サムが日本に来たときにぜひ彼においしい和食をご馳走したい」と語った。

ジョー・マ監督は、今回の作品発表時に、危険なシーンが少なくないと発表していた。「サム、黃伊汶も死を恐れぬ役者だし、自分も何度か危険なシーンを試したけど、一番驚かされたのは、一人のアクション女優で、彼女は何度やっても怪我をしなかった」と語った。



なぜ…棒立ちなんだろう…サムちんっ。

というわけで、親切にもサムちんのブログにも写真大量アップ中。

こちらの写真をよく見たら、サムちんの役どころは、どうやら『マトリックス』のエージェントみたいな役回りのようですね…。そりゃ、棒立ちにもなりますな…(タハハ)