新作『新整蠱王』
『新整蠱王』間もなく上演 李燦森がものぐさ男に挑戦（06/JULY/05 中華網）
間もなく上映される新映画『新整蠱王』で、李燦森はものぐさ男を演じる。脚本も新たに、セクシー女優の韓君[女亭]も加わり、人選が新しい。
『新整蠱王』でサムちんが演じる「細鴻」は、４代も続く警察一家。細鴻も父に倣って警察となるが、怠慢で、一度任務中にサボっているところを見つかり、中国国内で失踪人を探し出すセクションに配属される。
一度の誤解から、国内と女性公安幹部の阿如と反目しあうことに。そして細鴻が香港に戻ると、家には亡き曾祖母の羅蘭がいたのだ！ 曾祖母は、彼女の子孫が不甲斐ないことを嘆き、なんとか１人前の警察にさせるために現世に戻ってきたのだ。
細鴻を演じる李燦森のコミカルな演技、ホラーテイスト、そしてセクシーな韓君[女亭]は、おおいに観客を楽しませてくれる。そして、怪しい羅蘭の真に迫る演技は、とりこになってしまう。
いま、「生まれつきのものぐさ」を演じることができるのは、間違いなく李燦森だろう。彼は以前にも同じような演技をしたことがある。呉鎮宇だと異常者になってしまうし、張国栄はあまりに乱れてしまう。劉青雲はあまりに無邪気だし、金城武は立派すぎる。それに陳冠希はHipHopのテイストが強すぎる。唯一比較できるのは陳小春だが、彼もいまでは少し年をとってしまったうえ、洗練されてしまった。
ただ、この映画を見て、ただ李燦森が「ものぐさ男」を演じるだけの男じゃないことも解るだろう。男らしく、衣装映えもし、ユーモアがあって、おとぼけもできて、素朴な心情をあらわすこともできて、また好きになった女性には「一生付き合う」といった純なところもある……そんなあらゆる側面をこの映画で見ることができるだろう。
ところで「新」とつくからには、前作があるはずなんですよね。
たぶん、ここらへんかな〜と思うのですが…。内容全然違いそうですね（笑）
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『整蠱専家』（邦題『トリック大作戦！』）
監督、脚本：王晶 出演：周星馳、劉徳華、呉孟達
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